作図03
ポットを上面からみた外形シルエットを描きます。大小2つの円弧をスケッチします。
作図04
まず大きな円弧から始めます。円弧をスケッチする場合、ガイドとなる補助線を先に描きます。直線を原点から上に1本、右へ1本、右クリックで補助線に変換します。Y軸から左へ水平線を引き補助線化します。これが円弧を正接拘束させます。3点円弧で原点を中心とした円弧を描きます。寸法は「拘束」タブの「クイック寸法」を選ぶか、スケッチモードの余白位置で右クリックすると「クイック寸法」アイコンが選べます。
作図05
次に小さな円弧を描きます。原点から下へ1本、Y軸から左へ水平線を引き補助線化します。これが円弧を正接拘束させます。円弧の中心になるようY軸から右下へ直線を引き補助線化します。3点円弧で描きます。右上アイコンでOKします。
作図06
先に描いたスケッチの円弧と円弧を曲率連続したカーブでつなぎます。「ワイヤーフレーム」タブ→「ブレンド」で最初は小さい円弧の端点、次に大きな円弧の端点をクリックします。すると自動的にワイヤーフレームが作成されます。図のように指示し、OKをクリック。
作図07
つぎに3つのカーブを1本します。「ワイヤーフレーム」タブ→「連結」で3つを選択します。図のよう に指示し、OKをクリック。
作図08
ポットヘッドの側面にあたる面をスイープで作成します。YZ平面を右クリック→新規スケッチ(アイコン左端)。大きな円弧の端点から右下に直線を描き、補助線化します。三点円弧を描きます、補助線に自動拘束がつきますので反対側は適当な位置でクリックします。最後に寸法を入れて整えます。寸法は「拘束」タブの「クイック寸法」を選ぶか、スケッチモードの余白位置で右クリックすると「クイック寸法」アイコンが選べます。右上アイコンでOKします。
作図09
「シェープ」タブ→「スイープ」をクリックします。図のように指定してOKをクリック。
このようになります。
作図10
スイープ面の面評価をします。「ワイヤーフレーム」タブ→「アイソ曲線」をクリック。基本入力→個数指定にしてUを5、Vを9にします。
「ワイヤーフレーム」フォルダに新しくワイヤーフレームが入っています。
作図11
そのワイヤーフレームを選択し右クリックします、アイコン4段目の「曲率表示」をクリックします。
図のように面から抽出されたワイヤーフレームに対して「曲率コーム」が生成されました。この曲率コームはCADプログラムではよく見られるサーフェス評価の代表です。作成したサーフェスの状態が一目で理解できます。このコーム(くし歯)に段差があるとそこには曲率ギャップが生まれて変な影のような見え方が発生するのです。※こまめに保存しましょう。
作図12
曲率コームの大きさを変えるにはワイヤーを選択し、右クリックして曲率表示に下にある「曲率スケール変更」で調整します。ワイヤーを選択し右クリック「要素ブランク」で非表示にします。
作図13
次にポットヘッドの天面になるサーフェスを作ります。大きな円弧側は90度の回転面で作成します。YZ平面を右クリック→新規スケッチ(アイコン左端)。Y軸から左へ水平線を描き補助線化。3点円弧で図のようにスケッチします。右上アイコンでOKします。
作図14
「シェープ」タブ→「回転」をクリック。図のように入力してOK。回転軸を選ぶ時はZ軸 の原点より下をクリックすると自動拘束でブルー下矢印が選択できます。先に作ったサーフェスを非表示にします(サーフェスフォルダ内で表示/非表示できます)。
作図15
前側に連続するスイープ面のパスとなるガイドを作ります。YZ平面を右クリック→新規スケッチ(アイコン左端)。三点円弧で図のように円弧をスケッチします。左端は原点と水平拘束しています。寸法は「拘束」タブの「クイック寸法」を選ぶか、スケッチモードの余白位置で右クリックすると「クイック寸法」アイコンが選べます。右上アイコンでOKします。
作図16
回転面と先ほどのスケッチ間にブレンドカーブを描きます。「ワイヤーフレーム」タブ→